社交ダンスって、沢山の種目があるんだよね?激しいサンバと、ワルツって同じ社交ダンスだと思えないんだよね・・・
そうね~・・・社交ダンスを始めたばかりの方が戸惑うのが、種目の多さ・・・かもしれないわね~。それぞれ、生まれた国もリズムも全く異なるので、そこが社交ダンスの面白さでもあるの!初男クン、特徴さえつかめれば、簡単に理解できるわよ~!
社交ダンスには大きく分けてスタンダードダンス(モダンとも言われる)とラテンダンスに分かれます。
スタンダードダンスの特徴
・男女ともに正装(男性燕尾服・女性ロングドレス)
・男女が組んだままで踊る
・ヒールから歩く
・大切なのは、格調の高さと品位
ラテンダンスの特徴
・服装は自由(比較的露出多め)
・男女が離れて踊ることもある
・つま先から歩く
・大切なのは、情熱
スタンダードダンスの種目
競技会で踊られる種目
・ワルツ
・タンゴ
・スローフォックストロット
・クイックステップ
・ウィンナーワルツ
競技会の種目ではないけれど一般的に踊られる種目
・ブルース
ラテンダンスの種目
競技会で踊られる種目
・チャチャチャ
・サンバ
・ルンバ
・パソドブレ
・ジャイブ
競技会の種目ではないけれど一般的に踊られる種目
・ジルバ
・マンボ
ひぇ~すごく沢山~・・・訳が分かんないよぉ~
まあ、ここまでは単に種目を並べただけだから・・・ここから簡単に種目の特徴を簡単に説明するわね!
種目の特徴(公式10種目)
ワルツ
3拍子。上下と左右の動きが特徴。ゆったりとした回転が優雅!
タンゴ
2拍子。スタッカートが効いた歯切れの良さ、切れが特徴。
アルゼンチンで発祥したものがイギリスで社交ダンスとしてのタンゴとなる。
スローフォックストロット
4拍子。優雅で流れるような動きが特徴。アメリカ生まれ。
スタンダード種目の中で一番テクニックが必要と言われている。
ウィンナーワルツ
ワルツより早めの3拍子。舞踏会で踊られる華やかなダンス。ウィーン発祥。
クイックステップ
4拍子。早いテンポで軽快なダンス。アメリカ発祥。
飛んで跳ねて体力消耗するダンス。競技会で最後の種目として踊られることが多いので、最後の力を振り絞ってフロアを駆け抜けるダンサーたちの戦いは圧巻!の種目。
チャチャチャ
4拍子。「234&1」と2拍目からステップを始める。
女性にちょっかいを出す男性と、それをかわす女性のコミカルでコケティッシュなコミュニケーションを表現。
サンバ
2拍子。「1a2」「スロー・クイック・クイック」「123」等リズムの変化が特徴。
バウンスアクションという、前後に使うヒップムーブメントが特徴。
ブラジル発祥のものがイギリスへ渡って社交ダンスのサンバとなったので、ブラジリアンサンバとは異なる。
ルンバ
4拍子。「2341」と2拍目からステップを始める。
男女の情熱的な愛を表現する。
官能的なヒップアクションが特徴。
キューバのソンがルンバの原型で、イギリスに渡って社交ダンスのルンバに変化する。
パソドブレ
2拍子・3拍子・6/8拍子が混在。
男性はマタドール。女性は、牛やケープやマタドールに恋する女性を表現。
スペイン発祥。
ジャイブ
4拍子。アクセントが2・4拍目にあるのが特徴。
コミカルなダンス。
なんだか覚えることが沢山あるねぇ~・・・
文章にするとね・・・。要は、種目によってリズムが違う事、踊っている二人の関係性をどう表現するのかが異なる・・・という事が分かってもらえたら大丈夫!また別の機会に、実際に踊っている動画を一緒に観てみましょうね!